保育園の看護師は何をするの?
小さなこども達が日中過ごす施設には、幼稚園や保育園がありますよね。
この幼稚園と保育園は、一見似ているようにも思えますが、
実は違うところはたくさんあるんですよ。
保育園は、0歳児から6歳児までが対象となり、
幼稚園は3歳児から6歳児が対象となります。
ですので、幼稚園よりも保育園のほうが、
より小さなこどもが通う施設なんですね。
保育園は保育を行うことが目的である一方で、
幼稚園は保育に加えて心身の発達を促すという教育としての目的もあるんです。
ですので、保育園では保育士の資格を持たない方でも
保育に携わることが出来るのですが、
幼稚園では幼稚園教諭免許状が必要になります。
つまり、保育園では看護師が保育を行うことが出来ても、
幼稚園では看護師が保育や教育に関わる事はできないんですね。
保育園で働く看護師の仕事は、園児や職員の健康管理や、
保護者への指導、そして保育園全体の衛生管理といったものが主となります。
ですが、常にこれらの仕事をしているというわけではないんですね。
手が空いた時には、0歳児や1歳児といった
こども達のお世話も行うという保育園は多いんですよ。
0歳児や1歳児は、少しの環境の変化であっても体調を崩してしまうことが多く、
看護師の観察力で、小さな変化をチェックしてほしい
という保育園側の希望もあるんですね。
ですので、保育園の看護師は、
保育者として0歳児から1歳児のクラスで保育に携わることはとても多いんです。